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WPN Premium Tournament - LMC Championships 2012

LMC Championships

準々決勝: 春日 亮佑(千葉) vs 山内 一史(神奈川)

Written by Makoto Ohtani

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「ラヴニカへの回帰」発売より本日で 10 日目となるが、スタンダード環境を一変させたカードは何だろうか?

《思考を築く者、ジェイス》? 各種ギルドランド? それとも《静穏の天使》だろうか。

それらの各カードも環境を変えただろうが、ここでは別のカードを挙げてみたい。

「各色の魔除けではありませんか?」

さて、春日 vs 山内の対戦だが予選ラウンドでは当たっていないとのこと。二人とも前環境ではデルバーを良く使用していたイメージだが、この新環境ではそれぞれナヤケッシグ、賛美バントと使用デッキが分かれた。但し共通の色である「緑白」がこのゲームを複雑なものにするのである。

予選上位の春日が先手で確定しているのだが、ダイスを振ろうとする山内。さすがミント渋谷のアイドル(?)、ドジっ子アピールにも余念がない。


Game 1

先手春日は《絡み根の霊》、続くターンも《絡み根の霊》を出し 2 体をレッドゾーンへ。

前ターンに《スレイベンの守護者、サリア》で迎え撃つ体制だった山内は小考するがこれをブロック。春日はタイトなダメージレースになると読んだか、2 点を通しにきたようだ。返しの山内《東屋のエルフ》《栄光の騎士》と展開していく。

続く 4 ターン目、春日は《高原の狩りの達人》をプレイ、地上をがっちりと固めていくが続く山内のプレイは《荘厳な大天使》《栄光の騎士》が単独で攻撃に行くと自らの分の賛美とあわせ 7/6 となる。今度は春日が小考し、これを《絡み根の霊》でブロック。両方の《絡み根の霊》が不死能力で +1/+1 となった。

春日は 5 ターン目をノーアクションで終了し、山内のアップキープに《高原の狩りの達人》を変身させて《スレイベンの守護者、サリア》を葬る。

すると山内は《怨恨》《セレズニアの魔除け》の合わせ技で《高原の狩りの達人》を追放、《荘厳な大天使》を攻撃に出すと今度は春日から《セレズニアの魔除け》が飛んでくる。

2 体の《絡み根の霊》と狼トークンを残し場が優位となった春日は全員でアタック、相打ちをとりながら山内に 5 点のダメージを通して山内は残りライフ 9。対する春日は《スラーグ牙》を呼び出しライフを 27 まで引き上げる。

既に春日の場には《ケッシグの狼の地》が出ており、ブロッカーを用意する山内を踏み潰さんとする。山内、一度は《ケッシグの狼の地》起動に《セレズニアの魔除け》で応えるが、相手が《スラーグ牙》ではトークンが残ってしまい、更に《雷口のヘルカイト》まで出てはこれまで。

春日 1-0 山内


春日はサイドボードの 15 枚を全てデッキに差し込んでから 15 枚を抜いていく。くまのプーさんに(体型が)似ていることから仲間内からプーさん呼ばわりされているが、実は警戒を怠らないプレイヤーである。

山内は《スレイベンの守護者、サリア》《栄光の騎士》を抜いてサイドから《スラーグ牙》《鷺群れのシガルダ》等を投入。


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Game 2

春日 「バントだとクリーチャー小さいからゾンビ大変じゃない?」

山内 「めっちゃ大変です。《ゴルガリの魔除け》とかガン刺さりなのがキツイです」

だが小さいところのクリーチャーをごっそり抜いた先行山内のアクションは《東屋のエルフ》、2 ターン目《ロクソドンの強打者》、3 ターン目《情け知らずのガラク》からの 4 ターン目《スラーグ牙》

山内の場に《ガヴォニーの居住区》が見えていることから、春日はガラクが生み出す狼トークンが増えることを嫌ったか《絡み根の霊》を攻撃に回す。するとそれを横目に《ロクソドンの強打者》が 4 点ずつダメージを刻んでいく。

だが春日の《高原の狩りの達人》は変身する前にガラクと格闘させられ、春日も《スラーグ牙》を出してみるものの、横に伸びていたトークン集団を縦に伸ばす《ガヴォニーの居住区》が回り始めるとそのまま圧殺となった。

春日 1-1 山内


春日は先程と同じ様に 75 枚マイナス 15 枚のサイドボーディング、《酸のスライム》をデッキに投入する。


Game 3

またも山内は 2 ターン目《ロクソドンの強打者》、更に 3 ターン目にも《ロクソドンの強打者》を追加し殴り切る構え。

春日は《情け知らずのガラク》から山内の《東屋のエルフ》と格闘しつつ、《ロクソドンの強打者》のアタックを一度ガラクへ逸らす。山内《荘厳な大天使》をプレイ。

ここで春日はサイドインした《酸のスライム》を早速プレイ、《寺院の庭》を破壊しながら《ロクソドンの強打者》への抑止力とする。

山内は春日の土地がフルタップであることを確認してから《荘厳な大天使》一体で攻撃、《酸のスライム》には届かない空中から賛美込み 7 点のダメージを与える。マナが起きていれば《セレズニアの魔除け》の可能性がある事をお互いに知っているため、うかつには賛美できないのだ。

春日は《高原の狩りの達人》を呼び出し、失ったライフを少しとブロッカーを入手。

山内の《スラーグ牙》には春日も《スラーグ牙》、牙同士が相打ち担った後再び山内から《スラーグ牙》。地上戦のド突き合いでは壮絶な相打ちの繰り返し、しかし山内は着実に空から春日のライフを削っていく。

春日のデッキにとって当面のガンは上からライフを削る《荘厳な大天使》

山内は賛美が誘発しないように複数体での攻撃を仕掛けていたため《荘厳な大天使》を中々落とせずにいたが、幾度目かの攻撃時、そろそろ頃合とばかりに行動を起こす。《ケッシグの狼の地》で山内の《荘厳な大天使》を対象に取り無理やりサイズアップ、《セレズニアの魔除け》でこれを打ち落としたのだ。

《ガヴォニーの居住区》を引き込めないまま複数体攻撃を繰り返していた山内の地上クリーチャーは心もとなく、押していたはずの盤面はいつの間にかフラットに、そして春日優位になっていたのである。

春日 2-1 山内


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