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WPN Premium Tournament - LMC Championships 2012

LMC Championships

ラウンド 14: 日下部 修一(千葉) vs 菅野 充臣(千葉)

Written by Makoto Ohtani

2 日間 14 ラウンドの長丁場はいよいよスイス最終ラウンド。

ここでは 5 敗ラインの「勝てばワンチャン」対決から、3 回目のカバレッジ登場となる「LMC の呪文爆弾」日下部と、こちらも同じく 2 回目のカバレッジとなる「グルメテロリスト」菅野の対決をお届けしよう。

菅野は食だけではなく、デッキ構築も味わい深い独自デッキを持参してきて来ることが多い。この大舞台にどんなデッキを持ち込んだのか、そちらにも期待したい。

Game 1

両者 7 枚でのスタート。日下部先手のファーストアクションから早速広角……ならぬ口嘴砲撃が始まる。

日下部 「《絡み根の霊》を攻撃表示、プレイヤーにダイレクトアタック!」

菅野はこれを淡々と受ける。そう、日下部のペースに乗ってしまうといつの間にか絡め取られてしまうのだ。返しの菅野のターンは《議事会の招集》、続いて《聖トラフトの霊》をプレイ。トークンをフィーチャーしたバントのようだ。

意に介さず日下部は《遥か見》からの《スラーグ牙》 2 連発。一度は《セレズニアの魔除け》で対処されるものの、菅野は《聖トラフトの霊》を受けに回す苦しい展開。

《ケンタウルスの癒し手》でブロッカーとライフの両方を得て一息ついたかに見えたが、押せ押せの日下部の手から《雷口のヘルカイト》がすっ飛んで行き、まずは 1 ゲーム目を先取。

Thundermaw Hellkite

日下部 1-0 菅野

日下部のサイドボード

in
2 《士気溢れる徴集兵》
2 《酸のスライム》
2 《忘却の輪》
2 《情け知らずのガラク》
out
4 《セレズニアの魔除け》
2 《雷口のヘルカイト》

菅野のサイドボード

in
2 《根生まれの防衛》
2 《セレズニアの魔鍵》
2 《魔女封じの宝珠》
1 《聖トラフトの霊》
out
4 《ケンタウルスの癒し手》
2 《アゾリウスの魔除け》
1 《送還》

菅野があまりカードを見せずに投了したため、日下部、大いにサイドボーディングを悩む。結局、丸い選択にしたようだ。

Game 2

再び初動は後手日下部の《絡み根の霊》レッドゾーン。菅野は返しに《聖トラフトの霊》をプレイ、次ターンには日下部の場に待ち受ける《国境地帯のレインジャー》を気にせずこれをアタックへ送り出す。

これは所謂『《修復の天使》の構え』なのか? であれば《国境地帯のレインジャー》のブロックで(仕方ないけど)悪くはないはず。

菅野 「《根生まれの防衛》をプレイ」

Rootborn Defenses

なんと誰もが夢見る天使トークン増産をこの舞台でやってくれたのである。《国境地帯のレインジャー》を一方的に落とし、更に 4/4 天使を場に残して早期決着を目指すプランが整った菅野。

一方の日下部は《雷口のヘルカイト》をサイドアウトしてしまったこともあり厳しい表情。再びの《聖トラフトの霊》の攻撃に《修復の天使》《絡み根の霊》を起こしてなんとか《聖トラフトの霊》を討ち取ろうとするが菅野の手からも《修復の天使》が出現し、より多くの天使の加護を得た菅野がゲームを 1 つ 取り返した。

日下部 1-1 菅野


日下部は《士気溢れる徴集兵》をサイドに戻し、《雷口のヘルカイト》をメインデッキに戻す。菅野は後手になるため《スフィンクスの啓示》を 1 枚サイドイン。

Game 3

ここで日下部は痛恨のダブルマリガン。菅野もマリガンし、5 枚対 6 枚で開始。

日下部は《遥か見》を打ちながらも土地が 1 ターン滞るが、なんとか 4 ターン目に《高原の狩りの達人》を着地させる。

対して菅野、《セレズニアの魔鍵》からのマナ加速を経てデッキの基礎となるトークンを《セレズニアの魔除け》から調達。続いて《拘留の宝球》《高原の狩りの達人》を封じる。

だが目の前にいるこの日下部という男、「いかにカバレッジを盛り上げるか」に対しては並々ならぬ意欲を燃やす男、いや漢である。

日下部 「『日下部、事故って終了』みたいな短い記事じゃなくて済んだ!」

カバレッジマッチに対してのこの意欲にドローが応えたか、《雷口のヘルカイト》が菅野に襲い掛かる。

続くターン、菅野は《雷口のヘルカイト》の攻撃に《瞬唱の魔道士》からの《セレズニアの魔除け》を合わせようとするも、《修復の天使》まで引き込んでいた日下部はこれをかわす。

更に《忘却の輪》《拘留の宝球》を追放し、封じられていた《高原の狩りの達人》と共に自らの「カバレッジ盛り上げたい欲」をジャンジャンバリバリ大開放したのである。

このマッチ延々と土地を置き続けていた菅野の最後の手札となっていたのは一撃必殺の《サイクロンの裂け目》であったが、展開が思わしくなかった上に速攻持ちヘルカイトの前には一時凌ぎとなってしまった。

日下部 2-1 菅野

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